‘Uncategorized’ カテゴリーのアーカイブ

5/11 JANICビジョンワークショップに参加しました

2012 年 5 月 15 日 火曜日

5月11日にJICA地球ひろばで行われた、JANICのワークショップに参加してきました。

今回は、日本のNGOが目指す姿とJANICがその実現のために果たす役割を明確にし、「JANICビジョン2022」を策定することを大目標とした、一連の流れの出発点にあたります。これから議論を深めていって、12月のJANIC25周年記念シンポジウムで発表されるそうです。

今回のワークショップの目的は以下の3点です。

① 日本のNGOが置かれている現況と課題認識を共有する

② 日本のNGOが10年後に目指す姿について意見を出し合い、ビジョンに盛り込む内容を抽出する

③ 今後10年間でJANICに期待することを話合う

参加者はいくつかのグループに分かれて議論しましたが、特に10年後に目指すべき姿として出された意見としては、

① 企業等の他セクターとの連携をさらに強化していく

② 日本NPOセンターやJPFとの統合でナショナルセンターの機能を担っていく

③ 国際社会の中での日本のNGOの存在感を高めていく

④ 日本社会でNGOの認知度を高めていく(マスコミへの露出など)

⑤ 何よりも財政基盤を強化する

今回のワークショップでは、NGOの現状分析と将来の目指すべき姿を大局的な視点から考えていくということで、普段の会議では聞けないような話が聞けた面白い企画でした。ただ、10年後を考えるという抽象的なテーマだったからか、思っていた以上に参加者が少なく、個々のNGOにとって、NGOの将来のことよりも、まずは現在抱えている具体的な課題をいかに克服していくべきなのか、ということにより関心があるのかなと感じました。NGOこそ将来の社会のあり方や自らの存在意義を真剣に議論していかなければならないのですが。

やはりNGOのスタッフは個々の団体のことばかり考えるのではなく、世界を良くしていくために他者と協力して何ができるのか、小さな集団であるNGOという存在をいかに社会的に認知された団体として脱皮していけるのか、という視点を強く持っている必要があると思います。そのような視点に立った上で、自分が所属するNGOをどう伸ばしていけるのかを考えていけばいいのだと思います。

今回のワークショップは他のNGOスタッフととことんまで議論できるよい機会だったので、そういう意味ではとても残念に思いました。

5/7 BNNセミナーで吉本哲郎さんの話を聞きました

2012 年 5 月 10 日 木曜日

2012年5月7日、新宿の常圓寺で仏教NGOネットワーク(BNN)の第4回セミナー「被災地の活性化—地元で何ができるのか」に参加しました。講師の吉本哲郎さんは地元学ネットワークを主宰されていて、まさに「地元学」の生き字引のような方。水俣病の影響によりうちひしがれた故郷で生きる希望を見いだすべく、自宅の周辺から「あるもの探し」を始めたことから現在に至る「地元学」という概念を提唱し日本全国に広めてきた方として知られています。

日本の農山村はどこも過疎高齢化が進み、多くの地域で活力が失われつつあります。そのため、これまでは全国各地で大型の公共事業などで雇用を創出して地域振興に結びつけようという取り組みが繰り広げられ、村にないものをいかに外から引っ張ってこれるかということにばかりに意識が向いていました。ところが、吉本さんは「お金がない代わりに知恵を絞ろう」と、それまで見過ごされてきた村の豊かで美しい自然や、先祖が作り上げてきた文化や景観などに価値を見いだし、村に住む人たちの暮らしそのものに学ぶべき要素が含まれているのではないかと世の中に問いかけたのです。こうした考え方は今でこそ当たり前と捉える人が多くなっているかと思いますが、吉本さんが言い始めた時点では、まさに「コペルニクス的転回」と呼ぶにふさわしい意識変革を私たちにもたらしたと言えるでしょう。

「人は未来のために過去を振り返る」「引き出すのが教育の語源。今の教育はなぜ教えるだけで引き出さないのか」「地域との間で信頼と信用をつくる」「地域固有の思想や哲学を作るべきだ」「蒸気機関車になれ、貨車になるな」「失敗例に学ぶのが大事。失敗とは二度繰り返すこと」「意見を聞くのではなく、やっていることを聞く。そこにその人の意識が隠れている」「新しいものを作っていない村は衰退する。だから「あるもの探し」=「想像する力」が大切」「元気な村づくりと幸せな村づくりは違う」「お金の経済はデータで示せるが、自給自足の経済、共同する経済は示せない」「40点主義でいい」「足元は小さいと思っていたけど、実は大きな世界があった」。

吉本さんから発せられたこうした言葉から地元学の本質が見えた気がします。

「村まるごと生活博物館」。豊かな自然の恵みや先祖が作り続けてきたものに無駄なものは何もないと思います。

これからは、自分の足元をもっとじっくりと見つめて、背伸びしすぎずコツコツと作っていくことを心がけたいと思います。まずは自分の中の「あるもの探し」ですね。

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3/13 災害支援での自治体とNGOの連携について考えました

2012 年 3 月 23 日 金曜日

3月13日、自治体国際化協会で行われた「第4回自治体とNGO/NPOの連携推進勉強会」に参加してきました。

今回の注目は、ピースウィンズの大西健丞さん。どんな話しをするのだろうと期待していましたが、予想通り、NGOや企業など多様なセクターが連携しながら社会的仕組みを作っていくプロセスとして、ジャパン・プラットフォームからシビック・フォースに至るまでの道のりを時折冗談を交えながら語られました。大西さんは、普段アーユスがお付き合いさせていただいているNGOの人たちは余り持っていないような感覚というか、常に企業の人たちをいかに自分たちの活動に巻き込んでいくかという視点を持っていて、市民セクターを行政や企業と同じレベルにまで押し上げるために、手段を選ばずとにかく行動を起こして社会的なムーブメントを作っていこうとしている印象を受けました。「2001年からの10年は、脱NGOの10年だった」、「いまやNGOとか企業という枠組みで物事を考える時代ではなくなった」という言葉が耳に残りました。こういうバイタリティあふれる部分は少しでも見習っていければと思います。

神戸市消防局のコミュニティ防災の話も参考になりました。阪神大震災を乗り越えて海外でも防災教育に力を入れている神戸の姿は、これからの日本社会のあり方や海外とのつきあい方を考えていく上で大いに示唆を与えるものだと思います。また、NPOと協力してアートを取り入れた防災訓練「イザ!カエルキャラバン」はとても面白いなと感じました。大きなナマズのぬいぐるみの下敷きになっている人間大のカエルのぬいぐるみをいかに救出できるかを学ぶ「助けてケロゾー救出大作戦」のようなゲームは、地震でタンスの下敷きになった人をどう助け出すのかを考えるシミュレーションにもなっていて、実践的ながらも楽しめる内容になっています。

今回の勉強会は大西さんの刺激的なお話に始まり、具体的な自治体とNGOの連携事例、防災に役立つ実践的なプログラムと盛りだくさんの内容でした。大西さんの話に会場がついていけてなかった印象もありましたが、問題提起という意味ではよかったのでは。

これからアーユスでセミナーやワークショップなどを行う機会はありますので、今回の内容を参考にしつつ企画を考えていきたいと思います。

3/9 JVCの新事務所は必見です!

2012 年 3 月 21 日 水曜日

JVCスタッフが自分たちで檜のタイルを敷き詰めたいう新しい事務所を訪れました。

まずビルのエレベーターホールからしておしゃれな感じ。何だかJVCじゃないみたい。丸幸ビルのイメージが強いだけにとても新鮮。いざエレベーターを降りるとぷーんと檜の良い香り。手作り感満載のほんわかとした事務所です。

入り口付近はちょっとした少人数のセミナーができるような広い空間が設けられていて、JVC以外にも入居しているさまざまなNGOも利用できるように工夫されていました。毎晩いろんな催しが行われそうですね。

奥のスタッフのスペースはちょっと窮屈そうな印象。まあ、これまで以上に密着度が高くて、ますます顔の見える関係になりそう。うらやましいやら、かわいそうなのやら。檜で作られた書棚も素敵で上品な雰囲気を醸し出していました。

トークイベントでは、こうした温もりのある事務所づくりのお手伝いしたという岡山県西粟倉村で間伐材を使った空間作りを提案している方とJVCスタッフの対談を聞きました。OA機器に囲まれたこういう時代だからこそ、少しでも自然が感じられるオフィスや空間を作ってストレスを少なくしていくことがとても大切なんですね。

JVCは海外でさまざまな活動をしていますが、まずは自らの足下から考えていくこと、日本の地域が抱えている森林の問題や後継者不足の問題などにも目を向け、自分たちのライフスタイルを見直すことを組織としても取り組んでいこうという姿勢はさすがですね。感動しました。

後は、このきれいな空間が一年後にはもとの丸幸ビルのようになってしまわないことを願うばかりです。それもJVCらしいかもしれませんが。

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3/8 BNNセミナーで森川すいめいさんの話を聞きました

2012 年 3 月 16 日 金曜日
「震災から見えてきた心の現実」というテーマで、精神科医で世界の医療団などの団体で活動されている森川すいめいさんから、メンタルヘルスの根幹に関わるお話を聞くことができました。
まずは、「どうして生きなければならないのか」との問いにどう答えればいいのか。森川さんは、①主語を確認する、②場を変える、③途中でやめない、の3つを繰り返すことで答えが見つかるかもしれない、とお話になりました。「そのまんまでいいみたい」何も無理に変える必要はなくて、自分の力で生きていていいのだという確信が得られれば自然と生きている意味が実感できるようになるだろうということのようでした。
現在うつ病患者は100万人いると言われ、自殺者の3割に上るそうです。うつ病は脳という臓器の病気で、そもそも心の病というものはないというのが森川さんの解釈

「震災から見えてきた心の現実」というテーマで、精神科医で世界の医療団などの団体で活動されている森川すいめいさんから、メンタルヘルスの根幹に関わるお話を聞くことができました。

まずは、「どうして生きなければならないのか」との問いにどう答えればいいのか。森川さんは、①主語を確認する、②場を変える、③途中でやめない、の3つを繰り返すことで答えが見つかるかもしれない、とお話になりました。「そのまんまでいいみたい」。何も無理に変える必要はなくて、自分の力で生きていていいのだという確信が得られれば、自然と生きている意味を実感できるようになるだろうということのようです。今の社会は常に答えを見つけようとしすぎる余り、なかなか見つけられない人に対して手を差し伸べる余裕がなくなってきているのかもしれません。

現在うつ病患者は100万人いると言われ、自殺者の3割に上るそうです。うつ病は脳という臓器の病気で、そもそも心の病というものはないというのが森川さんの解釈。過剰なストレスから解放され、身体のバランスを整えること。つまり食事、便通、呼吸、睡眠、排便、発汗、排尿、心拍、血圧が安定していることが何よりも大事なようです。

また現在の日本では、生活保護の受給が必要な100名のうち、10名しか受け取っていないという現実があるそうです。これに対して、欧米では8割の人が申請するとのこと。いったいどういうことなのでしょうか。

さらに、各国の障害者の割合を見ると、以下のようになっています。

ニュージーランド・オーストラリア19%以上、パキスタン9.5%、タイ8.1%、ソロモン諸島・中国5%、モンゴル4.8%、日本4.7

つまり割合が高い国ほど障害者への支援制度がよく活用されているということで、これを見ると日本がいかに障害者にとって居心地のよくない国であるかが示されているように感じられます。生活保護についても同様のことが言えそうです。

森川さんが言うように、コミュニケーションとは何か、掘り下げて勉強することが大切で、その人のメリットになることや、本人が聴いてほしいことを聞くようにすること。さらに、言葉になっていないことを探るということがよりよいコミュニケーションをとるために必要だということを学びました。

最後の「眠れるコツ講座」は、すぐに眠れるようになる体操を座りながらやりました(写真)。座ったまま、手を上にあげて、内側にぶらぶらと動かすだけ。なかなか寝付けない方におすすめです。首をぐるぐる回すのもいいそうです。

究極の眠れる方法は「野生に帰ること」。やはりこれしかないですね。

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1/28 連続セミナー「原発とわたしたち」に参加しました

2012 年 2 月 7 日 火曜日

アーユス仏教国際協力ネットワークも協力団体に名を連ねているNGO有志のエネルギー勉強会が開催した連続セミナー「原発とわたしたち」に参加しました。

第1回目のタイトルは、「原発、そもそもどこから? そしてどこへ?」。まずは、「原発どこから」のテーマでドキュメンタリー映画「ハードレイン」を視聴して、日本の原発で使用されているオーストラリアのウラン産出現場での放射能・環境汚染の広がりや先住民族の人権侵害の現状を見ました。

次に「原発どこへ」をテーマに、ビデオ映像「原発、ほんまかいな」を視聴し、日本が進める核燃料サイクルの実態と矛盾、高レベル廃棄物処理がいかに危険であるかいうことを学びました。

オーストラリアのある鉱山は、大阪の環状線がすっぽりと入る規模で、露天掘りでウランを砕く際に大量のガスが発生するため非常に危険であること、また地下水への汚染が深刻で、流出を食い止める手段がないことなどが紹介されました。

一方、原発の使用済み核燃料を再利用する「核燃料サイクル」について、日本では資源を再利用する方針ですが、再処理方法が難しいため、多くの国で諦められている手法とのこと。使用済み核燃料のままで置いておく技術はありますが、再処理した後の高レベル廃棄物は1万年以上放射線を出し続ける大変やっかいなもので、人間は全く近づけない。2年おきに新しい専用タンクに移し替えないといけない。しかも地下300メートルの地中に保管することになっていますが、そこまで持って行く技術すらないのが現状ということを知りました。現在は50年の約束で青森の六ヶ所村に保管されていますが、今後の見通しは全く立っていまないそうです。

このように、核燃料サイクルに関する国の説明には大変多くの矛盾があることが明らかですが、なぜこのような危険な計画が維持されているのか理解できないのが正直な感想です。細川先生は、日本が核燃料サイクルを止められない理由は一つでなく、各省庁の思惑が絡み合いながらなし崩し的に進められてきたのではないかと解説されていましたが、やはりそういうことなのかとやるせなさを感じてしまいます。

また、こうした現状について、ほとんどの人が知らない、あるいは知らされていないことが恐ろしいなと思いました。日本のエネルギーをどうするかを考える以前の問題として、「高レベル廃棄物」という怪物をどのように処理していけばいいのでしょうか。まずは国はその実態を明らかにして、議論を始めないとこの問題はますます泥沼にはまっていくことになると感じました。

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1/26 BNNセミナーで川北秀人さんの話を聞きました

2012 年 1 月 30 日 月曜日

この連続セミナー「震災に立ち向かう仏教者たち」では、震災で救援・支援活動をした仏教者の動きを通して学んだことを共有し、復興のために仏教者ができること、さらには震災を超えたところで現代日本社会において仏教者の果たすことのできる役割とは何かを考えます。

第1回は、日蓮宗、曹洞宗、浄土宗、法華宗真門流各宗派の僧侶12名が一同に会し、石巻・仙台・気仙沼などの被災地での仏教者の活動を共有し、国際協力NGOセンターの田島誠氏から、行政やNGOの連携についてのヒントが得られました。

第2回は「被災地という日本の未来〜人「交」密度で地域を支える」をテーマに、少子多老社会を迎える日本の深刻な現状について各種データをもとに明らかにし、特に高齢化が進んでいる被災地で支援を効果的につなぐにはどのような点を考慮に入れて支援を行うべきなのか、また「自律的復興」のために宗教者はどのような役割が担えるのか、川北さんから示唆に富んだお話がありました。

川北さんが特に強調されたことは、被災者全員の共通したニーズ(物資供給、避難所の運営など)は、産・官・民が大量・広域に支援すればよく、少数の特別なニーズ(要介護者、障碍者、外国人など)は産・官・民の専門性を活かしてピンポイントで支援するのが効率的であること。特にNPOは少数者へのきめ細かい支援に徹することが重要であり、そのためのネットワークが不可欠であるという点です。また、「まち」の力は人数の多さではなく、人と人との密度がつくるのであり、宗教者はそうした密度の濃い関係をつくっていく触媒になれる、という発言に多くの参加者が共感を覚えた様子でした。

今回の震災でお寺が避難所になったケースはたくさんありましたが、住民からお寺を使いたいという要望が出るぐらい、地域とのコミュニケーションを日頃から持ち続けていくことがいかに大切であるかを改めて考えさせられました。やはり、地域あってのお寺。お寺は地域社会の中心であってほしいですね。

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12/14 JANIC震災ワークショップに参加しました

2011 年 12 月 26 日 月曜日

東日本大震災の被災地で活動するNGO関係者が集まったワークショップに参加しました。その目的は、震災におけるNGOの支援活動の成果と課題を踏まえ、今後NGOとしてどのように対応していくかについて考え、他のNGOや自治体に対して提言をまとめる、ということ。14名余りが参加し、3つのグループに分かれて「課題と提言」を活発に出し合いました。

以下のような提言が出されました。
(1)関係団体間の調整・コーディネーションを行うOCHAのような機能を担う制度・仕組みの必要性
(2)国際協力NGO間での学びや経験の共有
(3)現場のオペレーションやコーディネートを担う人材の育成や研修

参加したのは少人数だったものの、現場をよく知っているNGOスタッフが集まったこともあり、限られた時間の中でかなり具体的な提言や意見が出た印象を持ちました。

このワークショップのまとめは、JANICが来年出すNGO支援活動報告書の中に反映されるそうです。東日本大震災でNGOが経験してきたことがこれから起こりうる大規模災害でどのように活かされるのか、あるいは引き継げるのか。今回の震災で支援活動を行ったNGOにとって、非常に重要なテーマだと感じました。

12/13 福島へ視察・調査に出かけました

2011 年 12 月 21 日 水曜日

今回福島まで出張した目的は、新たにご支援できそうな団体を訪問してお話をお聞きすること。福島に駐在するJANICの方にご案内いただいて、伊達市にある「つきだて花工房」をお邪魔しました。

6年前にオープンしたばかりで、木材がふんだんに使われていて、窓からはすばらしい眺望が楽しめる、すてきな施設でした。ここには農産物の直売所があって、宿泊や入浴で地域の人たちの憩いの場所になっているとのこと。食農やモノ作りプログラム、無農薬・有機栽培の野菜作りなど、いろんな体験学習の場としても使われています。

ところが震災後は宿泊のキャンセルが相次ぎ、農産物の売り上げも大きく落ち込みました。特に、副収入として野菜を持ち込んでいた地域のお年寄りの人たちが、放射能の影響で野菜を作れなくなって生き甲斐を失っていることが一番心配だと花工房の方はおっしゃっていました。とにかく自分たちで放射線量を測定できる機械があれば、現在よりも安心して野菜を提供できるようになるとのことです。

今後アーユスとしてどのように関わっていくか考えているところですが、花工房とご縁ができたので、これからも度々訪問できればと思っています。

おいしそうな野菜が並んでいました

12/5 JANIC正会員の集いに行ってきました

2011 年 12 月 15 日 木曜日

12月5日にちよだプラットフォームスクエアで行われたJANIC正会員の集いにNGO関係者など50人余り参加し、この一年を振り返り、新たな年に向けた抱負や課題について語り合いました。

JANICが行っている提言活動などの報告がありましたが、やはり議論の中心は東日本大震災でのNGO活動のあり方や今後に向けた課題など。

震災を契機に新たな支援者との関係が生まれたこと、多くの市民とのつながりが広がったことなど、震災をきっかけに自分たちのこれまでの活動を振り返り、新たな出発点になったと前向きに捉えている団体が多かったことが印象に残りました。
その一方で、震災募金に協力した人に、いかに国際協力への理解を広げていけばいいのか苦心しているとの声も。

いずれにせよ、国際協力NGOは震災活動で得た経験や学びを海外での活動に活かしていくことが大切なこと。さらに、日本と世界の問題のつながりをわかりやすく伝えていく努力が欠かせないという意見に、これはまさにアーユスにとっての課題でもあるなと感じました。