1/28 原発をめぐる問題を考えるセミナーに参加しました(2/7)
2012 年 2 月 7 日 火曜日アーユス仏教国際協力ネットワークも協力団体に名を連ねているNGO有志のエネルギー勉強会が開催した連続セミナー「原発とわたしたち」に参加しました。
第1回目のタイトルは、「原発、そもそもどこから? そしてどこへ?」。まずは、「原発どこから」のテーマでドキュメンタリー映画「ハードレイン」を視聴して、日本の原発で使用されているオーストラリアのウラン産出現場での放射能・環境汚染の広がりや先住民族の人権侵害の現状を見ました。
次に「原発どこへ」をテーマに、ビデオ映像「原発、ほんまかいな」を視聴し、日本が進める核燃料サイクルの実態と矛盾、高レベル廃棄物処理がいかに危険であるかいうことを学びました。
オーストラリアのある鉱山は、大阪の環状線がすっぽりと入る規模で、露天掘りでウランを砕く際に大量のガスが発生するため非常に危険であること、また地下水への汚染が深刻で、流出を食い止める手段がないことなどが紹介されました。
一方、原発の使用済み核燃料を再利用する「核燃料サイクル」について、日本では資源を再利用する方針ですが、再処理方法が難しいため、多くの国で諦められている手法とのこと。使用済み核燃料のままで置いておく技術はありますが、再処理した後の高レベル廃棄物は1万年以上放射線を出し続ける大変やっかいなもので、人間は全く近づけない。2年おきに新しい専用タンクに移し替えないといけない。しかも地下300メートルの地中に保管することになっていますが、そこまで持って行く技術すらないのが現状ということを知りました。現在は50年の約束で青森の六ヶ所村に保管されていますが、今後の見通しは全く立っていまないそうです。
このように、核燃料サイクルに関する国の説明には大変多くの矛盾があることが明らかですが、なぜこのような危険な計画が維持されているのか理解できないのが正直な感想です。細川先生は、日本が核燃料サイクルを止められない理由は一つでなく、各省庁の思惑が絡み合いながらなし崩し的に進められてきたのではないかと解説されていましたが、やはりそういうことなのかとやるせなさを感じてしまいます。
また、こうした現状について、ほとんどの人が知らない、あるいは知らされていないことが恐ろしいなと思いました。日本のエネルギーをどうするかを考える以前の問題として、「高レベル廃棄物」という怪物をどのように処理していけばいいのでしょうか。まずは国はその実態を明らかにして、議論を始めないとこの問題はますます泥沼にはまっていくことになると感じました。













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