援助効果のシンポに行ってきました(11/11)
少し前ですが、11月11日にODAの援助効果に関するシンポジウムに参加してきました。場所は、衆議院第一議員会館。平服で行ったので入れてくれるのか心配でしたが、シンポ専用の受付があって難なく入館できたのもつかの間、背広姿の紳士淑女ばかりで、ちょっと肩身の狭い思いをしながら講演を聴きました。
さて本題の援助効果とは、いかに援助の質を高められるのか、ということですが、会議では特にドナーである援助国が被援助国のことを十分に信頼しておらず、ODAを人道的な観点よりも、それぞれの国益を重視しながら外交戦略として用いられていることに、NGO側から懸念が示されました。そして、援助効果で重要なことは、いかに質の高い援助を実現させるかという政治的意志があるかということ、さらに国際社会の関心を高めていくために市民社会の役割が重要であること、などが強調されました。
気になったのは、日本は経済ばかりでなく、もっと比較優位のある教育、税、医療、所得格差、保険に関わる分野の支援を行った方がいいという発言。日本ならではの援助のあり方をもっと考えていくべき時期に来ているのかなと感じました。
また、援助と外交を切り離して、短絡的な国益ばかりを追求するのではなく、もっと人道主義に立ったODAへの転換が求められているとの意見が印象に残りました。
こうした観点から、NGOや市民社会の役割がますます重要になっているなと感じながら会場を後にしました。
これからも少しずつではありますが、参加したセミナー等をレポートしてみたいと思います。(井上)



